参照例を使わないキャッチコピーの自動評価

Published in 言語処理学会第29回年次大会発表論文集, 2023

Abstract
広告文の一種であるキャッチコピーの人手によるオフライン評価は高コストである.キャッチコピーの自動生成研究の迅速化・効率化のためには自動評価器が必要となる.自動評価器の構築のために必要なデータセットが現存しないため,日本語としては初となる23,641 件のキャッチコピーとその評価値から成るデータセットを構築した.このデータセットを利用してBERTと対照学習を用いた参照例を必要としない評価機を構築し,評価実験を行った結果,テストデータの評価値に対する相関係数が平均で0.28 を超えた.対照学習を用いない学習との比較も行い,対照学習の有用性を確認した.

Recommended citation:
新保彰人, 山田寛章, 徳永健伸. 参照例を使わないキャッチコピーの自動評価. 言語処理学会第29回年次大会発表論文集, pp. 1557-1562, 2023年3月.

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